なつかしのぎょう虫検査廃止へ
2016/03/03
この専用セロファンをお尻にぺたぺたと貼り付けて提出するというものだった。
やり方の説明に書いてあった謎の天使の絵も非常に印象的でしたね。
自分ではみえないので親にやってもらったような記憶があって今思い出すとはずかしい。
お子様がいる家庭では今でもお馴染みでしょうか。
この小学3年生まで全国で行なわれていたぎょう中検査が来年の4月で廃止されます。
正式には寄生虫卵検査といい、ぎょう虫だけでなく回虫など他の虫の卵の検査もしていたようです。
ぎょう虫は2ミリ~10ミリ程度の細長い寄生虫です。
腸に寄生して産卵の時に肛門周辺まで降りてきて卵を産むとすごくかゆくなるので、かいてしまいその手で触ることによって感染してしまうのだという。
1949年小学生の寄生虫卵保有者の割合は63.89%もあった為に昭和33年(1958年)から、小学3年生以下の児童に寄生虫卵検査が義務付けされていた。
2013年に0.16%まで減ったことから寄生虫卵検査を省略してもよいという考えにいたった。
しかし寄生虫は子供だけの問題だけではなく湧き水のなどの生水を飲んだり、魚、カニ、肉など生で食べることによって寄生されるケースが増えているという。
安心できるもの以外は生食を避けて60℃で3秒以上加熱するか-20℃で24時間以上冷凍しましょう。
調べてみるとぎょう虫検査用のセロファンはアマゾンに売っていたんですね。
もうあまり作られることもないのでレアになったりするかも?