若い世代がスマホ料金の滞納でブラックリスト入り!完済後5年間消えない
2015/06/06
近年気付かないうちにブラックリストに登録されている若者が急増しているようだ。
その背景にスマホの普及によるものがあるという。
ある大学生の19歳の女性Aさんが百貨店で買い物をする為に百貨店のクレジットカードを作ろうとした。
すると店員に「申し訳ありませんがお客様はカードをおつくりできません。」と言われたそうです。
理由を聞いても言えませんと教えてもらえなかった。
Aさんは過去に未払いがあったことを思い出したのでブラックリストに登録されているのではと思い、母親と民間の信用情報機関(CIC、東京都新宿区)を訪ねたそうだ。
このCICにはクレジット会社などが加盟しており、企業が保有する信用情報を集めて情報提供をしている。
Aさんはそこで自分の信用情報が書かれた紙をみせられると、そこには支払い情況の欄に「異動」と書かれていたという。
この異動は通常と異なる動きという意味のことでこれが俗にいうブラックリストということのようだ。
返済月から3ヶ月以上支払いの遅れが生じた場合に異動として登録されると担当者は話している。
Aさんには高校2年の時に携帯電話を買ったが3万円近くしたので毎月1000円の24回の分割払いにしたようだ。
毎月入金していたが大学生になったころから数ヶ月振り込まずに放置してしまっていた。
数ヶ月後に放置していた分と残高を全て入金して完済した。
しかしその前にブラックリストに登録されていたようだ。
ブラックリストに登録されてしまうと完済しても5年間は記録に残ってしまうという。
ブラックリストになるとクレジットカードが利用できなくなったりローンが使えなくなる。
アパートを借りる場合も契約内容によっては借りられなくなったり生活に支障がでてしまう。
Aさんは毎月1000円の支払いだからと甘く考えていたと後悔しているそうです。
このような例は今は珍しくなく携帯電話はスマートフォンの購入時の分割払いによる異動は、今年3月で約376万件と3年前の2倍以上になっているという。
しかもその多くは若い世代であった。
携帯代の支払いが3ヶ月滞納でブラックリストになるが正確には支払い期日から61日と言われている。
1ヶ月の滞納でも遅延の情報は記載されてしまうのでまだブラックではないが通常よりもクレジット審査などがとおりにくくなるようです。
3ヶ月連続で滞納したからではなく請求されてから2ヶ月支払いがない場合になるということです。
例えば1月分と2月分を滞納していて3月分の期日までに1月分を払わなければの3ヶ月滞納したことになりブラックリストとなるというシステムのようだ。
ブラックリストから消えるのが完済日から5年と非常に長いので24ヶ月分割の最初のほうでなってしまうと合計7年も消えないことになる。
20歳の時になってしまうと消えるのが27歳とその間クレジットもローンも使えないという状態になってしまいます。
今月はお金がないので後回しにしようと思ってそのまま忘れていると、いつのまにかブラックリストになっていたということもあるので気をつけましょう。
excite.ニュース