酔っ払いがホームから落ちない驚きの防止策
2016/03/03
この季節、お花見でお酒を飲んで酔っ払ったまま電車で帰りホームに落ちる人が多いそうです。
酔っ払い客の人身事故はここ10年間で4倍に増えており頭を悩ませていた。
そこでJR西日本の安全研究所は防犯カメラに残った事故映像を確認して酔っ払い客が線路に転落したり電車に接触するまでの動きを調べた。
ホームをふらふらと歩き回り足を踏み外して転落するイメージだが意外にそれは少なかった。
一番多かったのがベンチから立ち上がり線路に突然歩き出してそのまま落ちる酔っ払いだったのである。
これを防止する為にJR西日本が新大阪駅ホームでちょっとした工夫をすることにした。
ホームにあるベンチはこのようになっていました。
このような配置だったので立ち上がった時にそのまままっすずホームに向かえるので落ちるケースが多かったのです。
そして変更したのがこちらです。
立ち上がってそのまま直進してホームに行かないように横にベンチの向きを変えたというのです。
これだと立ち上がってもまっすぐホームに向えないので転落を防止できる可能性があります。
場所をとってしまうので広いホームから順次このようにしていく考えだということです。
効果のほどはどうなのでしょうか。
参考記事