新潟県三条市で今年の9月から学校給食の献立から牛乳を外しドリンクタイムで提供
2016/03/27
新潟県三条市では今年の9月から学校給食の献立から牛乳を外すことに決定したようである。
理由はご飯の給食に牛乳は合わないからとしている。
確かに牛乳とご飯は合わない気がするが子供のころはそんなことは気にせずに飲んでいた。
しかし必要なカルシウムの摂取量を保つのに必要だということで給食とは別でドリンクタイムの時間帯を設けて牛乳の提供は続けていくということです。
いったい何分ぐらいを想定するのか?
米どころの新潟県三条市では7年前から小中学校の給食でパンや麺類をやめて地元産のお米を使った完全米飯給食が実施されているという。
子供のころはパンの日とご飯の日が交互だった気がするがご飯しか出ないんですね。
こうしたなかでご飯の給食に牛乳は合わないとの意見があがり去年から牛乳を献立から外すことが提案されていた。
そして去年12月から4ヶ月間試験的に牛乳の提供を取りやめ廃止するかどうか検討したようだ。
その試験結果から大豆や煮干し粉などを牛乳の代わりに給食に使うことで子供たちの成長に必要なカルシウムの摂取量を満たせることが分かった。
給食の食べ残しの量もそれまでとほぼ変化がなかった。
このことから三条市は給食の献立から牛乳を外す方針を固めたということです。
給食といえば牛乳があるイメージだったが時代は変わるようです。
文部科学省によると自治外が牛乳のない学校給食を実施する例はまだ聞いたことがないという。
しかし牛乳なしでは必要なカルシウムの摂取量を保つメニューを作り続けることにも限界があることも判明したようだ。
カルシウムのある料理だと毎日同じメニューになってしまいそうですね。
そのことから給食とは別の時間にドリンクタイムを設けて牛乳の提供は続けていくことにした。
めずらしい牛乳なしの給食の献立は三条市の小中学校で今年9月の2学期から実施される予定だということです。
学校給食で牛乳の提供がされはじめたのは昭和20年代からで、戦後直後の食糧不足の中で家庭だけでは不足しがちな栄養を子供に補ってもらうためだったようだ。
そのころは脱脂粉乳でアメリカやカナダなどからの輸入に頼っていた。
そしてカルシウムなどを手軽に補えるとして牛乳に注目が集まって国内での生産体制も整い昭和40年代には牛乳が給食の定番になっていったということです。
牛乳がなくなり飲み物は何が提供されるのか気になります。
自分はあまり牛乳は好きではなかったのでミルメークが出た日はうれしかった記憶があります。
NHK NEWSWEB