山形県JR羽越線の普通電車が秘境駅で知られる女鹿駅をうっかり停車せずに通過する

6月28日の午前6時10分ごろJR羽越線の羽後本荘発酒田行きの2両編成普通電車が誤って停車駅を通過してしまうトラブルがあった。
この電車は山形県遊佐町吹浦の女鹿駅（めが）に停車するはずだった。
電車には乗客約10人が乗っていたが女鹿駅で乗降する客はいなかったようだ。
なぜ停車駅を通過してしまったのか？

JR秋田支社によると電車はワンマン運転で20歳代の女性運転士が運転していた。
停車駅の女鹿駅を通過して次の吹浦駅で停車する時に車内アナウンスで次は女鹿駅と流れたことから誤通過に気付いたそうです。

羽越線の酒田―羽後本荘区間は1日36本の電車が通るが女鹿駅に停車するのは、朝に2本、昼に1本、夕方に3本と合計6本だけ。

1日に6本しか停車しないのに利用する客がいたら迷惑な話である。
JR秋田支社の聞き取りに対して女性運転士は通過駅と思いこんでしまったと話していそうです。

女鹿駅は山形県最北端の無人駅で信号機の管理小屋をそのまま転用した駅舎になっている。
待合室の機能しかなく公衆電話もなくてトイレも使用できなくなっているようだ。

駅というより廃墟みたいです。
駅舎内の電灯は利用者が自らスイッチを入れてつける。
このような昔ながらのホームなどが鉄道ファンから人気があり秘境駅と呼ばれているという。
この駅の周りは明かりもなくて夜になると真っ暗のようです。
YOMIURI ONLINE