新潟県の小学生が防犯スプレーを誤って使用して児童20人が救急車で病院に
2016/03/13
6月12日の午後2時ごろ新潟県柏崎市常盤台の市立剣野小学校で児童が不審者対応用の防犯スプレーを誤って噴射してしまったという。
このことにより児童20人が救急車で病院に運ばれることになってしまった。
なぜそんなことが起こってしまったのか?
市の教育委員会によると5年生の教室で児童の1人がこの防犯スプレーを見つけてなんだろうと思い天井に向かって2回噴射したという。
それを吸い込むなどした児童20人が不調を訴えて病院に運ばれたようだ。
しかし症状は全員軽くて点滴を打つなどして全員が夜までに帰宅したようで何事もなかった。
2回シュッシュとやっただけでここまでなるなら普通に吹きかけたらどうなってしまうのだろうか?
そんなのを子供が触れる場所に置いておくのはかなり危険だと思うが。
防犯スプレーは教員用の机の中に入れられているが教室の整理をしていたときに児童がみつけたようだ。
スプレーにはトウガラシの成分が含まれていて5年生12人と6年生8人が咳き込んだり、目の痛みを訴えたりして救急車で病院に運ばれることとなった。
この学校では各教室に不審者対応用の防犯スプレーを1個づつ置いているそうである。
市の教育委員会の猪俣哲夫教育部長は今後はスプレーの保管場所に十分注意して管理を徹底したいと話していた。
すぐに使えないところにあるととっさに使えないし難しいところですね。
それにしてもなぜ同じ教室に5年生と6年生がいたのでしょうか。
最近は学校の教室にこのような防犯スプレーが置いてあるんですね。
小さいキーホルダーのようなタイプだと香水のように見えるので何か分からず試しに使ってみたのでしょう。
その程度でここまでの症状がでるなら効き目はありそうだが逆に危険な気もします。
しかし学校に不審者が侵入したりする事件もあるので用心にこしたことはないでしょう。
朝日新聞DIGITAL