ジョージア(グルジア)の首都トビリシで洪水により動物園の猛獣が逃げだす
2016/03/13
6月13日の夜にジョージア(グルジア)の首都トビリシでもうすごい豪雨による大洪水が発生したようだ。
この大洪水により14日までに10人の人が亡くなった。
さらにこの洪水で動物園にも大きな被害がありった。
なんと動物園にいたトラ、ライオン、クマ、オオカミなどの猛獣が檻から脱走し市内に逃げ出してしまったというのだ
それはもう大騒ぎとなり逃げ出した猛獣を警察が探索しているという。
野生のとは違うとはいえ猛獣が町を徘徊しているとは怖い状況。
トビリシでは豪雨によって川が氾濫してしまい民家や建物が次々と損壊されてしまった。
川の近くにあった動物園では破壊された檻などから多くの動物が逃げたし洪水から動物を助けようとして水害の犠牲になった職員もいたようだ。
水から逃れようと建物の2階にある室外機によじ登って様子をうかがっているクマの写真。(なんかかわいい)
逃げ出した猛獣は危険なので見つけ次第銃で処理することにしているようです。
警察の特殊部隊が何匹か発見していてすでに病院の敷地内にいたオオカミ6匹、クマ1匹、ハイエナ1匹を処理したという。
路上に逃げ出したカバには麻酔銃が使われてなんとか捕獲できたようだ。
この洪水で亡くなった10人以外にも連絡が取れない人がまだまだいて現地では捜索活動が続いている。
この国は今までは英語名ではジョージア(Georgia)だったが日本ではロシア語表記のグルジアと表記していた。
しかし日本政府は2015年4月22日から英語表記のジョージアに変更することになった。
洪水だけではなく猛獣までも逃げ出す2次被害がでるとはかなり怖いですね。
産経ニュース
追記
逃げ出したトラに襲われてしまい男性が1人亡くなった。
目撃者によると大きなホワイトタイガーが男性の喉元をつかまえていたと話していたという。
逃げ出した猛獣は全て処分したと発表していたがこのトラは倉庫に隠れて身を潜めていたようだ。