行橋市の市民ボランティアの応募が1ヶ月経っても0件でイベント開催の危機
2016/03/07
今年福岡県の行橋市(ゆくはしし)でスポーツ大会の市民ボランティアの募集の受付を始めたのだが1ヶ月経ってもまだ誰も応募してこない事態となっている。
地域復興を狙って初開催するハーフマラソンでは300人近いボランティアや審判員が必要なので市職員だけでは回らないと頭を抱えているという。
ボランティアを前提とした開催というのはどうなのだろうか。
行橋市では海岸線への集客目的で7月に長井浜でビーチボールフェスタを開催予定。
そして来年1月には行橋総合公園をスタートに航空自衛隊築城基地(ついききち)を折り返すハーフマラソン(約22キロ)を予定している。
どちらも来場者数が数千人にのぼるとみられており撤去作業やゴミ拾い、場内整理など多くのボランティアが必要とされている。
今年2月に北九マラソンでは関係者や市民ななど約4900人のボランディアが手を貸したという。
行橋市は4月15日号の市報でボランティアを募集したが現在まだ0人となっている。
北九州市の人口は96万人で、行橋市の人口は7万人となっており人口が10倍以上違うが0人ということで話題となっている
ボランティアなので昼食やスタッフジャンパーの支給はある場合もあるが基本的に無給であるという。
市教委生涯学習課はボランティアの概念が浸透せずこまっていると、地域の高校や大学などを訪問して学生への協力を呼びかけているようだ。
応募者0人という現状にネットではかなり話題となっていた。
告知の仕方が悪いのでは?
市の職員の家族や関係者すら応募していないのはなぜ?
職員は手当てがでるのに無給なのが問題だ
などと意見が繰り広げられているようです。
この現状で大会は開催できるのかが注目されています。
毎日新聞