兵庫県で自宅前にいた不審な男を捕まえると10年前に生き別れた兄だった
2016/03/22
6月27日兵庫県警相生署は建造物侵入の疑いで廃品回収業手伝いの住所不定の35歳の男を現行犯逮捕した。
この男は午後4時半ごろ兵庫県相生市那波野のアパートの敷地内に進入した疑いがもたれている。
取調べで男は盗みに入るつもりだったと容疑を認めているということです。
これだけでは普通の窃盗なのだが・・・。
相生署の調べによるとアパートに帰宅した23歳の男性が自室前に不審な男がいたのを発見した。
男性は不審な男を取り押さえて泥棒を捕まえたとすぐに相生署に通報した。
するとその男はなんと男性の実の兄だったことが判明したという。
なぜ兄だと気付かなかったのか?
男性は小学生のころに生き別れたまま十数年間会っていない兄がいたそうです。
あまりの昔のことで顔も忘れており兄と気付かなかったようだ。
このアパートは男も昔住んでいた実家だった。
男性は約2週間前にも家から本やDVDなどが盗まれる被害があったので警戒していたと話している。
ただ10年ぶりに兄が実家に帰ってきてどう切り出そうかと迷っていただけではないのか。
でもそれなら取り押さえられて泥棒と思われた時に兄だと言うだろうし謎である。
10年ぶりの再会は感動の再会とはならなかったようだ。
さすがに実家を忘れるということはないだろう・・・。
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