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入社前にSNSの書き込みチェックで危険人物を不採用に!炎上騒ぎによる危機感が足りない

   

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最近ツイッターにてバカッターといわれる投稿でよく炎上騒ぎがおきている。
そういった中で危機感のないSNS(ソーシャル・ネット・ワーキング・サービス)への投稿のトラブルに企業の警戒心が高まっているようだ。
情報の漏洩や悪意のある投稿がされる可能性のある危険人物の雇用を未然に防ぐ目的で、採用段階で学生達のネットでの書き込みをチェックする企業が増えてきているという。

面接での質問内容をネットに書き込んだ大学生を不採用にしたりとかなり企業も神経質になっているという。
この大学生は自分のブログに最終面接の質問内容や回答について詳細に書いていた。
本名ではなくニックネームだったがその学生にしか質問してない内容が含まれていて特定できたようだ。
このメーカーでは面接のやりとりをネットに書き込むことは特に禁止していたわけではないが、将来会社の重要な情報を漏らす可能性があると判断して不採用にしたという。

面接時だけではなく採用後も従業員のSNSをチェックする企業も多いようだ。
チェックの人手が足りないので専門の企業に外注したりすることもある。

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アルバイト店員の悪ふざけ写真が原因で営業休止したお店もある。
東京のそば屋の店舗の厨房で不衛生なことをしている写真をツイッターに投稿し炎上騒ぎとなったことがあった。
その影響でお店の売り上げが落ちてしまい営業を休止そのまま破産手続きを受けてしまう。
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スマートフォンやタブレットなどを使いブログやツイッターなどをしている人の4人に1人が、企業の悪口や悪意のある投稿をした経験があるというアンケート結果もあるようだ。
投稿理由は非難や批判する為というのがほとんどだが、中には炎上させたかったという回答もあったという。
その投稿によって取り返しのつかない事態を起こすかもしれないという危機感が薄いことが分かった。

近畿大学では新入生の大半が受講を義務づけられるパソコン講義がある。
その講義の中でSNSの書き込みによって炎上した過去の例なども紹介して危機感を高める指導をしているようだ。
たとえ匿名であっても過去の書き込みや写真など些細な情報から本人の特定に繋がると強調し損害を与えた企業から多額の賠償金を求められたケースもあると教えている。
しかしあまりにやりすぎるとSNSを必要以上に怖がって全く利用しなくなり時代に乗り遅れた人材を生み出してしまうというリスクがあるとも言われている。

炎上騒ぎを起こしていると家を借りたりする場合もリスクがある。
不動産屋などが本名などで検索して過去になにかトラブルがないかを調べることもあるという。
最近普及しているインターネット配信をして本名などがばれてしまい引越しが出来ず困っている人もいる。
本名で検索すると過去にいろいろやっていたことやハンドルネームなどが出てきてしまうようだ。
さらに住所までもばれているので視聴者が近隣住民に迷惑をかけたりすることもある。
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そういった人は深夜に大声で騒いだりする人も多く引越しを考えている場合は住所やアパート名で下調べしたほうがいいかもしれない。
産経WEST

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Posted by アンゴルモカ
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