島根県で車のワイパーが破壊される被害が40件相次ぎ犯人はカラスだった
2016/03/13
今年春頃から島根県松江市東出雲では車のワイパーが壊される被害が40件相次いで起った。
いったい誰か何の目的でやっているのだろうか?
被害届けを受けた島根県警松江署が捜査員を約50人投入するなどして捜査を開始する。
そして5月下旬から警戒のために設置していた防犯カメラについに犯人の姿を捉えることができた。
カメラに映るその黒い姿の犯人はなんとカラスだったのである。
ワイパーを巣作りに利用した可能性があるとして松江署もカラスじゃ逮捕ができないと困惑していたようだ。
これだけ被害があればカラスの足跡などが車に付いていたりしなかったのだろうか?
被害は今年の2月ごろから始まっていた。
周辺300メートル四方の住宅街で車に取り付けられているワーイアーのゴムが引きちぎられる被害が多発していたそうです。
松江署は日中に住宅街で覆面パトカーで巡回したり夜間も警察官の張り込みや防犯カメラを設置するなどして万全の警戒態勢で犯人を探していたという。
そうしているうちに防犯カメラに車のボンネットにとまりワイーパをつつくカラスの姿を捉えた。
このことで目撃情報などの証拠がそろいカラスの仕業だと断定することができた。
その後の被害は無くなったが地元自治会では来年の繁殖期も警戒するとしている。
カラスだと分かったがどうやって対処したのだろう?
カラスは柔らかい素材をクッションとして巣作りに使うことがあるという。
しかしこれほど狭い地域に集中的に被害が発生することはとてもめずらしいようだ。
カラスは非常に頭が良くカラスによる被害は後を絶たない。
なぜそんなことをしたのかはカラスの勝手だと教えてくれそうにない。
YOMIURI ONLINE