佐賀県でカササギ(カチガラス)の巣による停電は日常的に起こる
2016/03/07
5月18日4時半ごろ佐賀県の江北町、武雄市、大町町、白石町の4市町の一部の地域で約2900戸が最大48分間停電したという。
日ごろから電気を使う生活をしているので停電すると何もできなくなり困りますね。
原因は江北町山口の電柱の上にカラスの巣がありそれが燃えたようだ。
九州電力佐賀支社によるとカラスの巣が電線と接触しショートしたことが原因と発表した。
佐賀には黒い一般的なカラスより少し小さな胸とお腹の白い鳥がよく見かけられる。
一般的にはカササギと呼ばれるが鳴き声がカチカチと聞こえることから佐賀ではカチガラスと呼ばれて県民に親しまれているという。
カチガラスは日本では佐賀平野を中心とした狭い範囲にしか生息しておらず生息地を定めた国の天然記念物にも指定されており、県民からの一般公募で佐賀の県鳥にも定めされている。
カチガラスはよく電柱の上に巣を作るようなので、カチガラスによる停電は佐賀では日常茶飯事のようだ。
天然記念物に指定されていることもありカチガラスの巣を取り除く場合は文化財保護法に基づく許可が必要なのだという。
カチガラスが巣をどこに作るかの気分次第ということでまさにカラスの勝手でショートである。
西日本新聞