さいとう・たかをのブレイクダウンが400ページ間引きされて出版!意味不明な内容に
2016/03/13
さいとう・たかをさんといえばゴルゴ13の漫画で知られている。
1995年から1997年にかけてリイド社から発売されていた雑誌に小惑星が地球に衝突する内容のブレイクダウンという作品を連載し単行本化もされていた。
その雑誌は今はもう休刊してしまっているようだ。
リイド社はこの1400ページにもおよぶ長編のブレイクダウンをコンビニ限定のコミックとして再出版した。
上下巻の合計1000ページで5万部を刷ったようだ。
しかしこの再出版されたコミックは著作権を持つさいとう・プロダクションに許可をとらずに無断で400ページを間引いて1000ページにして出版してしまったようだ。
掲載されなかったのは上巻と下巻の間の400ページらしい。
間の400ページが無くなったことにより冒頭からいきなり新キャラが登場していたり、さっきまでいたキャラがいなくなっていたりと意味不明な内容となってしまった。
普通のコミックは大体1巻が200ページ前後なので約2巻分も省略されたことになる。
出版したリイド社は大がかりな省略をすることは著作権者の了解をうけなければいけなかたっとさいとうさん側に謝罪した。
そして読者にも迷惑をかけたとして近日中にホームページにて間引いた部分を無料公開するとしている。
データがあるなら最初から上下に200ページづつ追加しておけば何も問題にならなかっただろう。
しかし1400ページのうち400ページも省略してしまえばどうなるかぐらい分かるとは思うがどうしてこうなった。
例えるなら上中下巻の中巻がない、4コママンガの3コマ目がないようなものである。
本来中巻を出そうと思っていたが予算の都合でボツにしたのか忘れていたのかは謎である。
テレビで放送される映画も放送時間の問題でかなり省略されて放送されることもあるがその程度なら話が分かるので問題はないだろう。
どのぐらい意味が分からない内容になっているのか興味があります。
YOMIURI ONLINE