岐阜県警捜査1課警部補が検視で使用した注射器を遺体収容袋の中に忘れて葬儀業者けが
2016/03/14
昨年1月に起こった事件。
岐阜県警捜査1課の30代の男性警部補が検視で使用した注射器を遺体収容袋の中に置き忘れてしまったという。
そして遺体の引渡しを受けた葬儀業者の男性の指に忘れた注射器の針が刺さる事故が起きていた。
男性は軽傷だったが感染症の検査で1年以上の通院が必要だという。(遺体で使った注射針が刺さったというのは危険)
6月16日にこの男性に慰謝料を約23万円支払うことで合意したと県議会に報告した。
県警によると警部補は昨年1月18日の朝に岐阜県飛騨市の民家で発見された遺体を飛騨署員ら5人と検視を行った。
その時警部補は遺体から体液採取に使用した注射器1本を遺体終了袋に置き忘れてしまったようだ。(警部補がやる仕事なのだろうか?)
翌日に葬儀業者の男性が納棺をしようと遺体を動かそうとした時に左手の人差し指に置き忘れた注射器の針が刺さったということです。
男性は1年間肝炎などの感染症の検査が必要となってしまった。
このことで県が治療費など約9万円と慰謝料約14万円を支払うことになり男性はこれに合意した。
現時点での感染の疑いはなかったようだ。
県警は故意ではなかったということで懲戒処分はしない方針だという。
これからの検査の手間などから考えてかなり安いのではないかと思ってしまう。
もし感染してしまった場合はどうなるのでしょうか。
手術の後に体内にガーゼやメスを忘れたなどうっかり事件も過去に何度かありましたね。
YOMIURI ONLINE