JR成田駅で成田エクスプレス4号に修学旅行中の生徒が乗車中にドアが閉まり25人取り残される
2016/03/14
6月10日にJR成田駅で修学旅行中の千葉県香取市立栗源(くりもと)中学校3年生の生徒が電車に乗れずホームに取り残された。
停車中の成田エクスプレス4号に39人の生徒が乗り込んでいたのだが途中でドアが閉まりってしまい約半数の25人が乗れずにホームに取り残されてしまったという。
ドアが閉まる時に1人がドアに挟まれそうになったがけがなかった。
JR東日本は千葉支社は迷惑と心配をかけたとして17日に栗源中学校の保護者会で謝罪するという。
さすがに客が残っていたら気付くと思うがなぜなのか?
午前8時半頃、奈良、京都への修学旅行に向かうため生徒と教員と添乗員が1列になり成田エクスプレス4号の先頭車両に乗り込んでいた。
生徒12人と教員、添乗員1人ずつが乗った直後になぜか突然ドアが閉まり発車してしまったという。
取り残された生徒21人と教員4人は東京駅まで別の列車に乗り合流することができた。
JR東日本は千葉支社は列車後方にいた駅員1人が先頭車両近くを映したモニターを確認していたとしている。
その駅員はモニターを見て列が途切れたと判断し車掌にドア閉めの合図を送ったと話している。
しかし実際はまだ生徒達は乗り込んでいる最中で話が食い違っている。
栗源中学校は女子生徒の前で突然ドアが閉まってしまい一歩間違えれば事故につながっていたと不満な様子だった。
そして17日JR側と旅行会社は栗源中学校で保護者説明会を開いて当時の状況などを報告し謝罪をした。
説明会には20人以上の保護者が参加した。
説明会の冒頭でJR側と旅行会社が謝罪し学校側が当時の経緯を説明した。
学校側は電車は乗車中に15秒ほどで前触れも無く閉まってしまい1人の生徒がドアに挟まれそうになったと報告した。
しかしJR側は当時団体客がいたのは知らなかったという。
乗降時間は1分ほどあったと返答した。
駅員が生徒の列が途切れたのをモニター画面で確認して車掌に合図を送ったと説明を繰り返すだけだった。(ちゃんと確認していたのなら全員乗れていたのではないだろうか)
このJR側の対応に出席した母親などから誠意が感じられないと不満が相次いでいたという。
どうやら39人だと団体乗車券にはなるが駅員に連絡がいく規模ではないらしい。
JR側に連絡が行き他の駅員が配置されるのは50人以上からとされている。
ホームに乗ろうとしている人がいれば分かるとは思うが時間どおりに出発するので待ってはくれないようである。
田舎ならドアが閉まってもまた開けてくれるが都会は怖い。
YOMIURI ONLINE
ちぱとぴ