巨大なニシキヘビがヤマアラシを丸呑みしてトゲが胃に刺さり死んでいるのが見つかる
2016/03/21
イギリスのデイリー・メール(The Daily Mail)紙によると南アフリカのエランド湖動物保護区で長さが4メートルもあるアフリカン・ロック・パイソンという巨大なニシキヘビ死んでいるのが発見されたという。
その原因は30ポンド(13.6キロ)もあるヤマアラシを丸呑みしてヤマアラシのトゲが胃に刺さってしまったというものだった。
そんなトゲのある生物を飲み込んでしまうとなんとも痛々しい。
大きく膨らんだニシキヘビの腹部を切り開いてみるとヤマアラシが出てきた。
ヤマアラシの鋭いトゲがニシキヘビの内臓をいくつも突き刺していいたようだ。
なんでそんなのを飲み込んでしまったのか?
動物保護区のスタッフによるとヤマアラシは天敵などに襲われた場合に背中のトゲを広げて天敵と応戦するという。
普通の天敵はそのトゲを見て食べるのをあきらめるのが普通だ。
しかしニシキヘビは夜間に行動することが多く見るのではなく獲物の臭いや熱センサーなどに頼って行動をしているようだ。
このニシキヘビもまさかヤマラシとは気付かず丸呑みしてしまい致命傷を負ってからトゲの存在に気付いた可能性が高いようだ。
デイリー・メール(The Daily Mail)は、1896年創刊されたイギリスでもっとも古いタブロイド紙である。
ザ・サン (The Sun) 紙に次いで第2位の発行部数のようだ。
ヤマアラシはトゲがあるのでお互い近づきたくても近づけないというヤマアラシのジレンマという言葉がある。
しかし実際のヤマアラシは針のない頭部を寄せ合ってお互いの体温を保ったり睡眠をとったり仲良くしているそうです。
新華ニュース