イエメンで混乱に乗じてアルカイダ系を含む囚人約1200人が脱獄する
6月30日内戦状態であるイエメンからの報道によると、イエメン南部タイズの周辺で激しい戦闘が発生したという。
この激しい戦闘により国際テロ組織であるアルカイダ系を含む囚人約1200人が脱走したようだ。
混乱に乗じての脱獄事件の中でも今回は最大規模だということです。
イエメン周辺ではイスラム教シーア派系武装組織フーシ派とと対立しているハディー暫定大統領派が衝突していた。
脱走の経緯はまだはっきりと分かっていないが、フーシ派はアルカイダ系の勢力が刑務所を襲撃したと主張しているが、ハディ派はフーシ派が門を開けたと指摘しており意見が違っている。
今年4月にはイエメン南部のムカラでアルカイダ系の武装集団が刑務所を襲撃して300人以上の受刑者が脱走する事件も起きているようだ。
それにしても1200人も脱走とは逃げすぎでしょう。
走って逃げたのだろうがどこに行くのか。
この脱走した囚人が何かをしでかさないか心配されている。
産経ニュース