乳幼児の歯みがき中の事故に注意!歯ブラシが口の中に刺さる事故も
毎年6月4日から6月10日が歯と口の健康週間となっているそうだ。
その日を前に近年乳幼児の歯みがき中に事故が起こることが多く東京消防庁が注意を呼びかけている。
平成22年から26年まで5年間で5歳以下の乳幼児が歯みがき中に歯ブラシでけがをして207人が救急搬送されているようです。
平成22年40人
平成23年45人
平成24年44人
平成25年38人
平成26年40人
と毎年ちょうど40人前後の事故が発生している。
年齢は?
0歳7人
1歳97人
2歳61人
3歳30人
4歳5人
5歳7人
このように1歳と2歳の事故が非常に多いようです。
歯みがき中の事故の原因は?
1.歩いたり、走ったりして転倒133人
2.人や物とぶつかる19人
3.踏み台等から転落14人
ほとんどの場合は軽症だが入院の必要な中傷や重症も発生しているようです。
歯ブラシを咥えたまま起きた中傷事故例
・走り回ってソファーにぶつかり口の中が傷ついた。
・兄弟で遊んでいたら倒れて口の中が傷ついた。
・歩いていたら倒れて歯ブラシが頬に刺さる。
・走っていたら倒れて口の奥に歯ブラシが刺さる。
このように歯みがきをしながら何かをしている場合に事故が起きている。
このことから歯みがきをしているときは何かをさせずに集中させるようにすることが事故防止のポイントとなっているようです。
足場が不安定なところで歯みがきをさせない、ちゃんと歯みがき中は保護者が側で見守るようにするなども大事です。
お子さんがいる家庭ではこのような事故が起こらないように注意をしましょう。
東京消防庁