早稲田大学の事務職員のパソコン数台がマルウェアに感染して個人情報3308件流出
2016/03/15
6月22日早稲田大学は事務職員のパソコン数台がマルウェア(悪意のあるソフトウェア)に感染して学生、教職員、派遣社員合計3308人分の個人情報が流出したと発表した。
こういった個人情報の流出はよくありますね。
早稲田大学によると情報が流出したのは学生91人、教職員と派遣社員3217人分で、氏名、性別、所属、メールアドレス、学籍、教職員番号などと発表した。
なぜ個人情報が流出してしまったのか?
昨年12月11日に職員が偽の医療費通知のメールに添付されていたファイルを開いて感染したようだ。
この職員のパソコンが遠隔操作されてしまい他の事務用パソコン数台にも感染してしまったという。
メールの題名とファイル名は健康保険のお知らせだったという。
6月5日にセキュリティー関連の外部機関から早稲田大学のサーバーに不審な通信があると指摘されて発覚した。
早稲田大学側は気付かなかった理由は未知のウイルスだったためとしている。
感染に気付くまで半年もかかってしまい重大かつ深刻な事態と認識して全力で原因究明と再発防止に取り組んでいるとコメントした。
このことで警視庁に被害の相談もしているということです。
最近では年金機構がメールからウイルスに感染し個人情報が流出して問題となっている。
他にも公になっていないだけでこのようなメールでのウイルス感染での流出はあるのではないでしょうか。
パソコンで情報を管理すると便利なこともあるが情報が簡単に盗み出せてしまうという欠点もある。
昔のように紙だと進入しそのまま持ち去らなければいけないし流出はしにくいだろう。
朝日新聞DIGITAL
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