愛知県に配備されて2年経過した全地形対応の消防車レッドサラマンダーまだ出動回数0回

2015/06/16 2016/03/13

愛知県岡崎市の消防本部にはレッドサラマンダーという全国に1台しかない全地形対応の消防車が配備されている。
見たことのないような変わった消防車ですね。
タイヤが戦車みたいになっている。
この消防車は全国の被災地での活躍が期待されている。
しかしこのレッドサラマンダーは配備されてから2年経過した今もまだ出動回数は0回だという。
しかし緊急時に備えて隊員達は日々の訓練や整備をしてその日に備えている。

レッドサラマンダーは2013年3月に東日本大震災を受け津波被害があった地域でも活動できるように総務省消防庁が配備した。
一般車両では走ることができない荒地や段差やがれきの上だけではなく水深1.2メートルまでなら走行も可能だ。

このような普通の車両にはない特長を備えており全国の大規模災害の現場への出動を見込んでの配備だったようだ。

近場だけではなく全国を守る唯一の車両だということで愛知県岡崎市の消防課の担当は責任の大きさを痛感していると話す。
このレッドサラマンダーの運転には大型特殊免許が必要になるのでその日に備えて隊員達は免許も取得している。
反響が大きく他県からの視察も相次いで行なわれていたようで期待されている。

サラマンダーは訳すとサンショウウオのことだが、ゲームなどでは火の精霊として登場しているのをよくみかける。
火を操り火で攻撃をしてくる印象が強いので消防車とは逆のイメージをしてしまう気がするのは気のせいだろうか。

スクウェアエニックスがSFCで発売したバハムートラグ－ンで主人公と王女が仲良くサラマンダーに乗りその速さに感動し楽しく会話していたのに、王女が他の将軍とドラゴンに乗るとサラマンダーより、ずっとはやい！！と言った名言も思い出されます。

新しくドラゴンという消防車が開発されるとこれと一緒のことが起るのだろうか。