高崎山市自然動物園の子ザルの名前にクレームが殺到

大分県大分市にある高崎山自然動物園で生まれた雌の赤ちゃんザルの名前が反響を呼んでいるようです。

高崎山自然動物園では毎年第一号の赤ちゃんには最近の出来事にちなんだ名前を付けていて3月27日から園内の投票箱にて名前を公募した。
いろいろな候補があがっていたが、イギリス王女の名前がシャーロットと発表されたことによりシャーロットの投票が増えることとなった。
ネット投票と合わせて合計853通の案がよせられたが59票ともっとも多かったシャーロットに決定したようだ。

そして5月6日に名付けられシャーロットは元気な姿をみせており、かわいい姿に観に来ていた人々も喜んでいたようだ。
しかし名前が発表された後から動物園に、サルの名前に王女の名前をつけるのはイギリスに失礼だから撤回してほしいなどの電話でのクレームが殺到する事態となり対応を協議することになった。
担当者は投票していただいた方々の温かい気持ちも考慮した上での判断となると困惑していたが、シャーロットの名前は取り消しを検討することになったようだ。

ネットではさすがにこれはクレーマーすぎるという意見も多くあったがこれだけ話題になってしまうと対応するしかなかったのだろう。
はたして新しい名前はどうなるのかということも注目されています。

追記
検討の結果、イギリス大使館に意見を聞いた上で取り消すかどうか決めると高崎山自然動物園が発表したそうです。
イギリス王室広報担当者は公式的にはノーコメントだが名前の付け方は所有者の自由だと言っており問題はなさそうである。

8日市が会見を行ない名前を変更せずシャーロットのままにすると発表したようです。
応募者のコメントにイギリス王室への祝意の気持ちが大きかったのでそれを尊重し、イギリス王室からの抗議もなかったということでそのまま名前を変更しないことになったという。
かなり反響が大きくなったこの件であったが無事に解決したようです。
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