ニュースを観察したい

思わず調べたくなるような面白いニュースや何かで役に立つかもしれない雑学をお届けします

JR東海で乗務員の水分補給の報告を不要にする!脱水症状などがあり規定を見直す

      2016/03/10

20150608-01jrtoukai

JR東海では乗務員が乗務中に水分を補給する際にはいろいろと決まりがあったようだ。
乗務員が水分補給する時は停車中であること
飲んだ場合は乗務中の無線報告をすること
業務終了後の報告書の提出すること
これらのことがが義務付けられている。
報告書には飲んだ時間や場所飲んだ理由や乗客の苦情の有無なども詳細に記入が必要だったようだ。(そこまで厳しくしないといけない理由でもあったのだろうか?)
しかし今月からその義務づけていた報告を不要にするようにしたという。

その背景には先月の5月25日に東海道線の運転士が熱中症で病院に搬送されたことが影響していたようだ。
この日運転中の運転士が手足のしびれを感じて運転を続けられなくなったことで列車を緊急停止した。
運転を続けられる状態ではなくなった為に運転士が指令所に連絡し病院に搬送された。
運転士の命に別状はなく脱水症状と熱中症だったという。
水分補給するのにいろいろ報告が必要なので我慢していたのだろう。
このことで代わりの運転士が到着するまで乗客は列車の中で閉じ込められることとなってしまった。
約1時間後に運転を再開したが多くの列車が運休することになり約4300人に影響がでた。
水分補給をしなかったばかりにこのような事態になってしまった。

運転士が水分補修するのに報告がいるということをはじめて知ってびっくりしました。
まるで昔の学校の運動部のような決まりですね。
中日新聞
朝日新聞DIGITAL

 - 面白いニュース , , ,

Posted by アンゴルモカ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

  関連記事

↑PageTop