運転免許証をカラーコピーしてプラスチックに貼り付けて偽装したが後日逮捕
2016/03/14
16日に京都府京都市左京区の元タクシー運転手の68歳の男性が運転免許を偽装して警察官に提示したとして逮捕された。
これは有印公文書偽造・同行使の疑いがあり京都府警交通指導課と東山署は道交法違反(無免許運転)の容疑での逮捕。
男性は無免許運転の発覚を逃れる為だったと容疑を認めているという。
わざわざ偽造して持っているということはばれない自信があったのだろうか?
男性は今年2月に自分の運転免許証をカラーコピーしてわざわざプラスチックに貼り付けて本物の免許に似せていたようだ。
なぜそんなことをしたかというと男性は5月12日に60日間の免許停止になっていたという。
免許が無いと運転できないということで偽造した運転免許証を所持し運転しつづけていたのだろう。
この男性は5月29日午後10時ごろ京都市東山区祇園町の駐車禁止の路上にタクシーを客待ちで止めていたところ署員が発見して違反手続きした。
その時に男性が署員に提示したのはもちろん偽造された免許証だった。
しかし夜なので周囲が暗くて署員は偽造免許証だとは気付かなかったようだ。
そのまま本物の運転免許証だと信じて道交法違反(駐停車違反)で手続きを済ませていた。
その後運転免許試験課に違反の書類を送った時に偽造免許証だったことが発覚したという。
男性は点数が少なかったので免許停止を見越して事前にカラーコピーをとっておいたという計画的なものだったそうだ。
5月31日にタクシー会社を依願退職していて会社に迷惑がかかる前にやめようと思ったと話している。
免許証を偽装したところでデータは残っているので意味はないので時間稼ぎにしかならないですね。
それにしても違反の時は詳しく免許証を調べたりはしないことに驚きました。
免許証にはICチップが導入されているがまだそこまで活用はされていないようだ。
産経WEST