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フラミンゴはメデューサに見守られていた?

      2016/03/03

中央アフリカ東部にあるタンザニアは、アフリカ大陸最高峰のキリマンジャロがあることでも知られるがとても奇妙な湖があるという。
タンザニアにあるナトロン湖は別名炎の湖と呼ばれており水中の微生物(スピルリナ)が大繁殖すると真っ赤な炎のようにみえる。
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フラミンゴの繁殖地となっておりこのスピルリナを食べて生きている。
スピルリナにはβカロチンを多く含んでおりこれを食べることによりフラミンゴはピンク色になる。
動物園にいるフラミンゴはβカロチンを添加したエサを与えてピンク色になるようにしているという。
βカロチンを摂取しないとフラミンゴはただの白色になる。
このナトロン湖は長さ50キロメートル幅20キロメートルとかなり大きな湖だが、アフリカは深刻な砂漠化が起こっており少しづつ小さくなっていて将来的にはなくなってしまうといわれています。
ここの水は非常に強い塩基性(アルカリ性)でほとんどの生物は生きることができず近くに木も生えることはない。
ナトロン湖は塩分を多く含んでいるだけではなく、湖の底から炭酸ナトリウムを噴き出しているソーダ水の湖なのだ。
塩分とソーダ水の影響によりここに入った生物が石灰化しまるで石になったかのように原型のまま保存される。
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フラミンゴはこの湖の岩の上に巣を作り卵を産む。
巣を狙った獲物達はまるでそこにメデューサいるかのようにこの湖に吸い込まれていき石になってしまう。
このようにフラミンゴはナトロン湖に守られながら安全に暮らすことができるのでここを繁殖地としているのだ。
参考記事

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Posted by アンゴルモカ
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