大阪のミニストップに強盗が入ったがレジ休止中プレート裏の防犯ブザーを鳴らして撃退
2016/03/14
6月16日午前1時20分ごろに大阪府枚方市長尾谷町1丁目のコンビニエンスストアのミニストップ長尾谷町1丁目店に強盗が入った。
犯人の男は客を装い店内に入りレジで刃物をみせて店員にお金を要求した。
レジにいたのは40歳の男性店長だった。
すかさず防犯ブザーを鳴らすと男は驚いて何もとらずに逃走したという。
この防犯ブザーはレジ休止中と書かれたプレートの裏側に取り付けられていた。(そんな場所に防犯ブザーがついているんですね)
大阪府警交野署によると犯人の男は30代ぐらいで白いマスクをしていたという。
身長は約1.6メートルぐらいで会話していた言葉からして日本人ではなかったようだ。
犯人はすぐに逃げたので店長にはけがはなく強盗未遂容疑で捜査することになった。
事件があった時は店内の客は0人で店の中には店長1人でバックヤードには他の店員もいた。
ミニストップ広報部によると今回役に立ったのは縦35センチ横25センチのプラスチック製のプレートだという。
裏側に取り付けられている防犯ブザーのひもを引っ張ることにより大音量の音が鳴る仕組みになっていたようだ。
しかも裏側には持ち手もついていて盾としても使えるようになっている万能プレート。
このレジ休止中のプレートは2007年にミニストップでは防犯用として導入されて多くの店舗で使用されていた。
プレートは店舗から本部に発注するもので種類が色々あるが中にはこのようなブザーが付いてないものもあるようだ。
どのタイプを使用するかは店舗側の判断に任せているという。
今回は店舗側がこのプレートを選んでいたことにより無事で済んだということらしい。
交野署によるとこの辺りは人通りの少ない場所だが近隣でのコンビニ強盗は今まで発生していなかったようだ。
防犯グッズとしては犯人に投げつけるカラーボールはよくみるが今回のようなプレートは初めて知ったという。
防犯グッズが役に立った良い例だと関心していた。
防犯ブザーはレジの下などにあると思っていたがそんなところにも付いているんですね。
知られていないので犯人の目を欺いて防犯グッズとして役に立つのにばらしてしまってもよかったのかと疑問に思いました。
スポニチ