Googleフォトの画像認識で誤って黒人にゴリラのタグを付けてしまい謝罪と修正

グーグルは人工知能で人間と同様の学習機能をコンピューターで実現しようとしている技術のリーター的存在だが、コンピューターはまだまだ多くのことを学ばなければいけないとしている。
それは今週Googleフォトというアプリで重大なミスをしてしまったからだという。

Googleフォトは自動で画像を分析して画像の特長を認識してタグを付ける機能を備えている。
このアプリを使ったユーザーが友人の写真を確認するとゴリラ（Gorillas）とタグが付けられていたのが分かり、Googleフォトがひどい。私の友達はゴリラじゃないと怒りのコメントをつけてTwitterに投稿した。
これにGoogleのチーフソーシャルアーキテクトYonatan Zunger氏が反応して修正を約束したという。
Googleの広報担当者は心から申し訳なく思う。今後このようなことがないように再発防止に取り組んでいくとコメントした。

修正版はリリースされゴリラカテゴリーを除外する処置をとったがまだ問題は解決されたわけではなく誤認識の可能性は残っているという。
顔がはっきり写っていなかったり明るさはコントラストの処理で画像認識に問題がおきることもあり人に犬のタグが付いたこともあったとしている。
人間の画像に付けられるタグは慎重に取り扱うなど長期的な修正もしていくようだ。

動物に似ている人はいるのでこればかりは人工知能の限界なのでしょうか。
YAHOO！ニュース
Googleフォト